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皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は安全運転管理者講習会に参加してきました。
安全運転管理者とは、一定台数以上の自動車を使用する事業所において選任されるもので、安全な運転を確保するため、道路交通法により定められています。
本日の講習では、ビデオによる交通事故の映像や、横断歩道を青信号で歩いていた小学生の死亡事故が紹介されました。
今週から夏休みという小中学校も多いかと思いますが、本日も北海道で小学2年生の男児がゴミ収集車にはねられ死亡するいたましい事故が起きました。しかも夏休み初日ということだそうです。
自動車のハンドルを握るということは誰でも事故を起こしうるという認識を持ち、常に安全運転を心がけようと思いました。
また、飲酒運転についてもこれだけ罰則化されているにもかかわらずなかなか減らないという現実もどうかと思います。
弊社では、毎朝出勤時に全社員アルコールチェックを義務化しています。また、退勤時も同様に義務化しています。
今からビールが美味しい季節です。【飲んだら乗るな、乗るなら飲むな】を徹底しましょう。
今回の講習を受けて、今一度自分の運転は大丈夫か、漫然と運転していないかと考えるいい機会となりました。
今から夏本番です。夏休み中は日中も小中学生が多くなります。皆さん安全運転に心がけて自動車を運転しましょう。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日、補強土壁研修がオンラインにて行われました。
同研修は、毎年【公益財団法人 宮崎県建設技術推進機構】主催で行われています。
主な内容は、補強土壁工法の概要、設計施工条件、調査と管理、崩壊・変状の原因と対策です。
特に興味深かったのが『崩壊・変状の原因と対策』でした。
崩壊・変状などの災害は「誘因」が「素因」に作用して発生するそうです。
素因:その土地が持っている災害に関わる性質(地形,地質,気候等)
誘因:災害を発生させる直接的な引き金(地震、豪雨等)
素因には多様な原因となるものがありますが、誘因は主に大雨と地震だそうです。
昨今の日本は、スコールみたいな豪雨や、東日本大震災や能登半島地震のような大地震が頻繁に発生しているように感じます。
このような気候変動や地震の発生を防止することは不可能ですが、その場所の地形や地質、気候等を把握し、いかに素因となりうる原因を除去することが災害減少につながるかが理解できました。
弊社は社会資本整備に関わる企業です。会社としても技術者としても誇り高い志を持ち、皆様が快適で安全な社会生活が送れるよう微力ながらお手伝いが出来ればと思いました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨日、福岡まで公共測量技術講習会【三次元点群測量】に参加してきました。
当講習会は、日本測量協会が主催し東京を拠点として全国でWeb方式にて行われました。
最近の測量は、ある意味点群データをどのように活用するかにかかっていると思います。
弊社は、2018年に地上型レーザスキャナを、2022年にUAVレーザスキャナを導入しました。
狭い範囲はこれにお任せ
トプコン TLS-2000
広い範囲はこれにお任せ
Matrice300RTK
ここ数年は地上型レーザスキャナを主軸とし、点群データより平面図や縦横断図を作成しています。
先月納品した測量業務も点群データより縦横断図を作成しました。
三次元点群データは、沢山の点(XYZ)の集合体で構成されたデータで、その点一つ一つに色や受光強度といった情報を付与したものであり、色情報を付与したデータはさながら画面の中のちっちゃな箱庭のようです。
地上型レーザスキャナ、UAVレーザスキャナともに普及が進んでおり、利用頻度も日に日に増加しています。
昨年の日本測量協会での三次元点群測量成果検定件数は249件と年々増加しており、中でもUAVレーザ測量が群を抜いて増加しているようです。
今後、こういった測量機器が主流になるかと思いますが、旧来の測量機器も大事にしつつ新しい技術も取り入れていかねばと思う測量オタクなおじさんでした。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、『ジオスぺ―シャルフェア2024』に参加してきました。
このフェアでは、ニコントリンブルの最新機器の展示やデモンストレーション、セミナーなどが開催され、どれも興味深いものばかりでした。
特に興味があったのは、業界でも深刻な2024年・2025年問題でした。
今後、労働時間の短縮や人口減少に伴い、担い手不足が加速すると考えられており、人員確保やAIの活用が期待されます。
特に、昨今の測量機器やPCソフトの発展は目覚ましく、人の経験からAIに移行しており、誰でも作業結果が同じになるということでした。
こういった測量機器やAIを活用することにより、今後起こりうる人手不足をいかに解決していくかが重要であると分かるセミナーでした。
3Dスキャナー一体型のTSです。視準はタブレットPCで行う優れもの。
スマホを使っての3Dスキャニングシステム。とりあえず街を歩けば3次元点群データが出来ていきます。今後はちょっとそこまでな散歩感覚の測量も可能?
巷で話題のドローン。
とにかくデカい。かなりデカい。けど、もうこれがないと仕事ができないという今日この頃。
つい最近田んぼの上をドローンが飛行していて、何しているのかと思ったら農薬散布中でした。いたるところでドローン大活躍です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は、県土木事務所及び各測量業者を集めた大規模災害対応講習会が開催されました。
本講習会は毎年開催され、弊社からは3人参加いたしました。
講習内容としては、近年の災害発生状況や大規模災害発生時の協定内容、連絡体制の確認などがありました。
特に、自分自身興味があったのが安全管理です。
近年、労働災害による死亡者数は減少傾向である一方、死傷者数は横這い傾向となっています。
これからの時期は、宮崎県では特に梅雨や台風など水害の多く発生する季節です。
最近では、宮崎県でも川で作業していた測量作業員が1名亡くなったばかりです。
皆様も今一度安全管理について考えてはいかがでしょうか。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日5月22日は『公共測量成果のまとめ方』という日本測量協会九州支部主催の講習会に参加してきました。
公共測量は、道路や河川、都市計画など計画や管理を目的とした測量で、その成果は皆様の社会生活の基礎となる重要なものです。
昨今の測量は、主に測量機器やPC等によるソフトで計算を行うので手書き手簿はほぼ無くなってきました。
30年以上前は、手書き手簿と電卓で地球上の位置【経緯度(B,L)もしくは座標値(X,Y,Z)】を計算していましたが、今はボタン一つで計算終了です。※XYZと黒板に書いても新宿からスナイパーは来ませんよ。
今はもう使っていない手書き手簿。
これのおかげで角度の計算とか詳しくなりました。
最近は手簿と云うよりPCが計算簿を出力するような時代。意味をよく理解できなくてもボタンをパチパチと押せば成果が完成します。おかげで測量技術者のレベル(主に計算等)が落ちているのでは?と危惧している今日この頃です。
こういう研修を受けることで、測量とは何ぞや、計算とは誤差とは何ぞやというのを思い出し、世の中便利になったなとおじさんは一人遠くの空を眺めています。
若い測量技術者には、やれドローンだレーザ測量だと最新の測量ばかりではなく、バーニア読みのトランシットや鋼巻き尺、今は無き三角測量など古い測量にも目を向けてもらいたいものです。
今は使用されていないトランシット。
アナログなので液晶画面とかはついていません。
これのおかげで正反2対回観測の理解がよくできました。懐かしい測量機械です。
九州測量専門学校に現存する古い測量機器です。
実物を見たい方はぜひこちらへ足をお運びください。
こちらの学校には親子2代でお世話になりました。30年以上前は夜に北極星観測をし、当時はいろいろな測量方法を学ばせていただきました。